おはようございます。

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AM5:30 起床。
夜中は雨が降っていたし、日の出は見れないだろうと諦めて寝ていた。
一応山荘の方までうろうろしてみるがやはり一面のどんよりだった。

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テントに戻ってゴマスープ。
ものすごく寒かったので、熱々のゴマスープはものすごく美味かった。

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燕山荘のお弁当も、朝ご飯として食べる事にする。

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食べ終わっても、外は小雨が降っている。

今日は燕岳と下山の予定だけなので

とりあえずもう一回寝ることにした。

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AM8:00 二度寝からの起床。

燕岳が全く見えない。

雨は少しだけ降っている。テント場にはほとんど人がいなくなってしまった。

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AM9:00 燕岳へ出発。

眺望は全く期待出来ないが、のんびり向かうことにした。
天気のせいか時間のせいか、人がとても少ない。

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歩いて10分もしないうちに見つけたこの岩が、多分イルカ岩ではないかと思う。
これじゃなかったらもう無いよという印象なので多分これだと思う。

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裸体の女性がくねってふんぞり反っているように見えるこの岩がゴリラ岩ではなかろうか。

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たくわん岩。
それにしても見通しが悪い。

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伝説の薬を秘境に取りに行っている気分。

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ゴリラ岩候補②

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これは間違いなく「メガネ岩」である。

このあたりで、カメラを無くした黄色いレインコートの女性と遭遇。
赤いデジタルカメラを無くしたそうで、なにやらこれまで撮影したデータが
たくさん入った大事なカメラらしい。これはどんなに辛いことだ。

歩いてきた道なりには落ちていなかったことを伝えるとひどく落ち込んでいた。

小屋から燕岳までは、赤いカメラが落ちていたらすぐわかる道なのが幸いだった。
これが草でボーボーな道だったら無限に探すことができる・・・

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いちおう赤い物体が落ちていないか気にしながら先に進んだ。

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9:50 燕岳頂上に到着。
かなりのんびり登ったが、一時間もしないで着いた。 

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清々しいくらいに曇ってる・・・

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晴れていたらどんな景色が見えるのでしょう。

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山頂横に小槍。
どう足掻いても晴れ間は見えなそうなので、降りることにする。

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たくわん岩②

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降りる途中、雷鳥さんがいた。

外国から来たらしき15人くらいの登山ツアー(?) 団体とすれ違ったが、
「ラーイチョー!!」と叫ぶ声にビクッとした。

燕山荘に戻ると、レインコートの女性がいた。
カメラは誰かが山荘に届けてくれていたらしい。

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燕山荘の入り口進んで左側、いい感じの喫茶スペースに行ってみた。

AM10:40という山の上なら活発に動き回っているはずの時間帯にも関わらず
中はなかなか賑やかだ。

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標高2700m↑とは思えないラインナップである。
ケーキ・・・おでん・・・おでん!?

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ちょうど外も真っ白で何も見えないので、高い所にいる実感が湧かない。

喫茶店のおばちゃんに注文すると元気に返事をしてくれた。

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「ケーキとココアの組み合わせは最高よっ!!」

こんなに美味しいケーキはどこで作っているんだろうな?
山荘で作っているんでしょうか。わかりません。

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らくがき帳は良いものだ。
スペースをすこし拝借して一言らくがきして来た。
 
燕岳にも登ったし、喫茶店で美味しいスイーツも食べたし、
あとは下山するだけ・・・

では無く、かなり重要な用事が残っていた。
燕山荘の小屋トイレを見ることである。

もはやメインイベント。

事前の調べでは、ここのトイレはなんと水洗であるという情報を入手していた。
水洗って・・・
そんなこと本当にあるのだろうかいやそんなはずが・・・

スタッフさんにトイレをお借りしてもいいか聞くと、
明るく「どうぞー!」とドアを指してくれた。

水道エリアの扉を開けて、キレイな廊下を歩くと・・・
いくつかトイレの個室がある。
キレイなスリッパ、キレイなドア、キレイな・・・

紙ごと流せる水洗だった。
しかも、全くの無臭。



ちょっと狂気すら感じるキレイさに怯える。

ここまでするには想像を超える実現への苦労と
清潔さを保つ日々の努力が不可欠だろう。


それを簡単に使わせてもらえるという立場であることを
ちろちろと流れる水を眺めながら痛感する。

今回の縦走で四種類のトイレにお世話になったが、
四種四様でとても印象深かった。

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AM11:20 下山開始。

小雨+視界真っ白なので早歩きで降りる。
山頂近くなので、登ってくる人達がかなり疲弊している。

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これかなり早く下界に着いちゃうんじゃ?と思えるペースでガンガン歩く。

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雷鳥は山をきれいにと鳴いている。
ベンチ発見。

ここまで順調だし、あっというまに下山だなと思っていた。

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AM12:00 合戦小屋到着。
「スイカ」が食べられる情報を得ていたので非常に楽しみにしていた。

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ここで売っているに違いないと近づいたスペースにはスイカは見当たらなかった。
中にいる女性スタッフと見られる人達に「スイカ売っていますか?」と聞いた。
しかしスタッフさんだと思った人達は登山者だった。
「あっちですよ」と小屋の中で売っていることを教えてくれた。
間違えてすみませんでした。

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一個は食べられないと思い、楓さんと二人で一個のスイカを分けることにした。
なんと、それを察してレジの中にいたスタッフさんが2つに切ってくれた
しかも美味しそうに。(斜め切り)

なんて親切なんだ。
下界は路上駐車で溢れているが、山の上では頼まずともスイカを2つに切ってくれる。
相反するようだが、世界はひとつである。 

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小屋の隣にも飲食スペースがあったのでそこに座ってスイカを食べた。

バーナーであったかいものを作って食べている人もいた。
雨が強くなってきた。

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12:30 合戦小屋出発。
あと3.8km。

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かわいいベンチと

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ミズミズしいきのこ

かなり爆走(イメージ)しているのに、まだポイントのベンチに着かない。
どのくらい進んでいるのか不安になってきた。

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PM13:00 やっと第三ベンチに到着。
足がビリビリして疲労が溜まってきた。
おかしい・・・低山だったら既に下山終了している足だ。
北アルプスってすげぇ・・・と思った。

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辛そうに登ってくる人達とすれ違いながら、
燕岳を登るのはかなりキツそうだと思っていた。

段差になっている道が多いのだが・・・

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段差がでかい。
登ったら一体何時間かかるだろうとかなり怖くなった。

下っているだけなのにこのあたりに来て
「いつまで下ればいいんだ」という感覚に震える。

足がガクガクで正直、小一時間休憩したい気分である。
しかしバスの時間が迫っていた。

登山口にある温泉に入りたい一心で足に鞭打ってひたすら下るしか無かった。

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斜度が無い!!!
こんな道は最高に嬉しい。

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PM13:30 第二ベンチ到着。

足をガタつかせながら下っていると、
まるで風のようなとんでもないアグレッシブ親子が走り去って行った。
中学生くらいの女の子と、お父さんである。

一瞬すぎてもはやよくわからなかったが、
女の子が「次は?!」と叫ぶ。
お父さんが「イケル!」と応える。
女の子が「次は?!」と叫ぶ。
お父さんが「ん〜〜〜〜まあイケル!」と応える。

ものすごいスピードで下っていった。
足をぷるぷる言わせながら、
次踏むところを見定めているビギナーとはえらい違いである。

あれが多分トレイルランなのだろう・・・。

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 PM13:40 第一ベンチ到着。

あと1kmがやっと見えた。

アグレッシブ親子を見習い、
楓さんと目の前の道の「危険度レベル」を数字にして声に出し合ってみた。

やはり個人差があるようで、こちらが「5」だと言う道が
楓さんにとっては「2」の道だった。

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「8.5」

写真だとあまり伝わらないが、
どこに足を置いてもすっころびそうに思える道だった。

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雨で滑りやすくなっている急斜面な上に、木の枝トラップがある・・・
完全に「10」ですありがとうございました。

楓さんに「どこもそこまで危なくない」と言われた。

万全な状態ならともかく足はもう「棒」と化しているので
冗談ではなくマジで危ないのだ。

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道の様子がだんだん変わってきて・・・

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PM14:00 中房温泉到着。

熱々のお湯とぬるめのお湯があった。
交互に入ったりしたが熱々が非常に気持ちよかった。

堪能していると、後から入ってきたお客さんが
お湯に浸かりながらスマホいじりに勤しんでいた。

スマホというのはカメラがついているから
男女関わらず持ち込まれてあまりいい気分はしないと思うが
登山帰りに温泉浸かってのんびりネットするのも良い気分なのだろう

なんて思っていたら、動画で温泉の中を撮影しはじめた。

渡したハンカチで鼻をかまれた時のように
「それはやめてよぉ〜」 である。

他にもチラチラ気にしていたお客さんもいたので、
意を決してスマホ持ち込みやめてもらえますかと言ったら即やめてくれた。

その後その人はサッとお風呂から去って行った。
さすがに盗撮では無いと思う・・・
多分家のお風呂でスマホいじりするように、ここでもしただけだから
まさか難癖つけられるとは思わなかっただろう・・・

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PM16:20 バス出発。

駐車場まで爆睡。

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長野県といえば蕎麦である。
温泉あがりの蕎麦は最高。
蕎麦は飲み物だったらしく一瞬で消えた。

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翌日レモンの木を買った。

おわり。